愛する我が子を災害から守りたい。
これは、すべての親にとって共通の願いです。しかし、突然の災害に直面したとき、子どもを守るのは容易ではありません。特に、幼い子どもは自分で行動することが難しく、親のサポートが必要です。
「もしも」のときに備え、親子で取り組める防災対策を今から始めましょう。 本記事では、子連れ防災に必要なグッズと心構えについて分かりやすく解説します。
1. 子連れ防災のポイント

持ち運べる量に注意:リュックの選び方
- 子どもを抱っこしながら移動することを想定し、両手が空くリュックを選びましょう。
- 重量は目安として、幼児の場合は10kg以下、小学生の場合は15kg以下が理想です。
- 軽くて丈夫な素材、防水性、背負い心地などを考慮しましょう。
子ども目線で準備:興味を引き出す工夫
- 子どもが好きなキャラクターのグッズを用意することで、防災への関心を高めましょう。
- 防災グッズを一緒に選んだり、名前を書いたりして、愛着を持たせるのも効果的です。
- 防災訓練をゲーム形式で行うなど、楽しみながら学べる環境を作ることが大切です。
使いやすさを重視:親子で練習
- 防災グッズの使い方を親子で事前に練習しておきましょう。
- 子どもが自分で使えるように、簡単な操作方法を説明します。
- 防災グッズを収納する場所を決めて、誰でもすぐに取り出せるようにしておきましょう。
2厳選!子連れ防災グッズリスト
水・食料
- 水:最低3日分、できれば1週間分の飲料水を用意しましょう。
- 食料:長期保存できるレトルト食品や缶詰、乾パンなどがおすすめです。
- 子ども用のおやつやミルクも忘れずに準備しましょう。
着替え・防寒具
- 季節に合わせた服装を用意しましょう。
- 下着、靴下、タオルなど、着替えを複数セット用意しておくと安心です。
- 防寒具は、寒さ対策だけでなく、けがの保護にも役立ちます。
衛生用品
- トイレットペーパー、ティッシュ、ウェットティッシュなど、多めに用意しましょう。
- 子ども用のおむつ、おしりふき、ビニール袋なども必要です。
- 消毒液、マスク、常備薬なども忘れずに準備しましょう。
安心グッズ
- 子どもが好きなおもちゃや絵本で、不安な気持ちを和らげましょう。
- 家族の写真や連絡先を書いたメモなど、心の支えとなるものを用意しておきましょう。
- 夜間の避難に備えて、懐中電灯や電池も必要です。
その他
- 救急用品:包帯、絆創膏、消毒薬など
- 携帯トイレ
- 情報収集ツール:ラジオ、携帯電話
- 防災マップ
- 筆記用具
- マスク
- ビニール袋
- タオル
- 携帯用カトラリー
- 防災ずきん
- モバイルバッテリー(できれば乾電池式のもの)
- 乾電池(ラジオや、モバイルバッテリーなどに使うものは特に多めに)
3. 子どもと一緒に準備しよう
防災について話し合う
- 災害が起こったとき、どうすれば安全に過ごせるのか、親子で話し合いましょう。
- 避難場所や集合場所を決め、家族で共通認識を持っておくことが大切です。
- 災害時の役割分担を決めておくと、慌てずに対応することができます。
防災グッズの使い方を教える
- 防災グッズの使い方を子どもに説明し、実際に使わせてみましょう。
- 防災訓練に参加して、実践的な経験を積むことも重要です。
避難場所を確認する
- 実際に避難場所まで歩いて行き、時間や道のりを確認しましょう。
- 避難場所の設備や周辺環境を確認しておくことも大切です。
4. まとめ:安心は準備から
防災グッズは、いざというときの子どもの命を守る ライフラインです。
親子で協力して準備を進め、災害に備えておきましょう。
安心は準備から生まれます。
今日からできることから、一歩ずつ始めてみませんか?
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